有休も取れない会社だった
前職では中小企業のフルタイムの正社員でした。
残業は当たり前で、有休すら取りづらいというなんともグレーな環境。
(中途)入社した頃は、他の先輩社員さんたちが全然有休を使わないので不思議に思って直接尋ねたほどです。
「有休って取らないんですか?」
「んー、なんか取らないですね…取ってる人いなかったしそういうもんかなって」
は?なんだって? 今どきそんな会社あるんだ…。
やむを得ず病欠した時に、後から有休で処理してもらうのが暗黙のルールだったようです。
正義感が強い私は、慣れた頃に、上司に話してみました。
「先輩から、有休はあまり取らないって聞いたんですけど」
「うん、今まで、取る人いなかったね」
「え、取ってもいいんですよね?」
「まあ、申請のフォームはあるからそれ使って申請して」
よし、私は休むよ!当然の権利だ!
だけど、そこまで強くもない私は、どうしてもの時しか申請しなかった…出来なかった…。
情けないヘタレでした。
推しのライブにも行けず、旅行にも行けず、歯医者とかにも行けず、プライベートを犠牲にしていました。
毎日疲れ果てて帰宅して、本当に余裕がなく、次の日出勤するために、とりあえずささっと夕食食べてお風呂入って寝るのみ!以上!
職場から仕事をお持ち帰りする日もありましたし、割と毎年法制度が変わる界隈だったので、家で勉強もしていました。
転職活動、難航しました
そんな環境が辛くなり、また他の要因もあり、これは転職だな!と決心。
夫とは別居を始めた後だったので、ある程度の収入は必須でした。
様々な転職サイトを見て、複数のエージェントに登録したり、いいなと思った企業に直接応募したり、職務経歴書を何度もゴリゴリ修正しまくって、結構難航しました。
年齢は大きく影響したでしょうし、私の職歴にも問題があったのでしょう。
専業主婦時代(療養期間)が数年あるし、業界が一貫していないのもマイナス点だったのかも知れません。
年齢的に、もう最後の転職だという焦りも大きかったです。
これでまたグレーな会社に入ってしまったらもう次がない!
仕事は勿論頑張るんだけど、休みは取れるところにしたい、せめて、それだけは…。
そうじゃないと何のための転職なのか、意味ないよね?と思いながら内定がもらえない日々。
ん!? もしかして派遣なら、勤務時間に余裕があるのでは?
いやいや、ボーナスないし収入面はきついよね…。
え、でも一応覗いてみる??
と、派遣に舵を切ってみたのでした。
今度は派遣会社に登録です。
4〜5社登録した気がします。
通勤時間のあまりかからない、且つ時給の良さそうな案件に目星を付け、採用が決まりました。
50代半ばにして初の派遣社員です。
派遣になって、人生が変わった
その結果…
残業がないので、18時前には余裕で家に着いています。
夜が本当に長い!もう自分の時間だらけ。
その日食べたいと思ったものを作って、大好きなYouTube見ながら食べる。
お風呂にゆっくり入っても、まだまだ時間はあって、本を読んだり…と言いたいところだけれど眠くなって寝てしまったり、またYouTube見たり。
テレビは一切見ないので、ほぼほぼYouTube。
睡眠時間もたっぷり取れる。
休日は、たまに友人と食事に行ったり、買い物に行ったり。
有休を取ってこれまた大好きなひとり旅にも何度か行ったし。
推しのライブにもどんどん行けるようになって、好きなことやしたいことを我慢しないで出来ています。
勿論、仕事中はきっちり頑張っています。甘くはないです。
でも、初めて派遣で働いて思うのは、はっきりくっきり職務の線引きがされているので、そのラインを超えてまで挑戦したりなんてことは求められてすらいない。
退勤時間になったらみんな一目散に帰る。
家で勉強することも、ほとんどなし。
たまに知らない言葉が出てきた時に、後でググろうってなる時はあるけどそれくらい。
明日突然死んじゃうかもよ?
残りの人生を考えるようになってから、私は自分以外のことには極力時間を費やしたくないと思うようになりました。
何かの因果でこの世に生まれて、何かのタイミングで死が訪れる。
自分ではコントロールの効かない始まりと終わり。
その中で私は、「一日」という短いスパンを意識して、とにかく今日一日を穏やかに、少しでも楽しく過ごしてまた眠る、それだけ繰り返せばいいのでは?と思っています。
あるかどうかもわからない遠い先の目標のために、何かを我慢したり犠牲にしたりしても、
明日突然死んじゃうかもよ?
って強く思う。
我慢して我慢して、それが功を奏して大きな夢や目標が叶いました!っていうのは本当に素晴らしいし尊敬するけど、私には向いていない。
それをやると壊れる可能性が高い。
だから、平坦な道をのんびり歩くのがいい。
険しい坂道を登った先の大きなご褒美は諦めました笑
でも、毎日小さなご褒美がある。それで十分です。
あなたへ
もし今、仕事に追われて自分の時間が持てないと感じているなら、「派遣」という選択肢も、ありかもしれません。
50代なら、まだ舵を切っても間に合います。 (私でも間に合いました!)
他の誰のものでもない、自分の人生の貴重な時間を、自分の好きなことに使ってみませんか?


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